総社市では不登校の児童生徒を減らそうと5年前から「誰もが行きたくなる学校づくり」プログラムに取り組んでいます。成果の出ているこのプログラムを視察しようと、韓国の教育開発院が総社市を訪れました。
視察団は、日本でいう文部科学省にあたる韓国教育部の行政官や教員など27人です。総社市役所で片岡聡一市長を表敬した一行は、総社市教育委員会の職員からこれまでの取り組みや成果について説明を聞きました。「誰もが行きたくなる学校づくり」は2010年に総社市が市内全学校園で取り組み始めたもので、中学校の不登校出現率が3.17%から1.95%にまで減少する成果が出ています。視察団は、実際に総社西中学校と総社小学校の授業の様子を見学しました。
総社市では授業の中に「協同学習」として、数人のグループで話し合ったり、学びあったりする時間を設けています。
韓国では年に一度、先進的な取り組みを視察しているそうで、29日には広島市の中学校を訪問することにしています。




