総社市のきびじアリーナで12日、ブラインドサッカーの体験会が開かれました。
体験会には福岡からブラインドサッカーチーム「ラッキーストライカーズ福岡」の選手が訪れ、参加した子ども達にブラインドサッカーのルールや特徴を説明しました。ブラインドサッカーは鈴の入った音の出るボールを使い、視覚障がい者と健常者が同じフィールドでプレーすることのできるユニバーサルスポーツです。視力の差を公平にするためプレーヤーは全員アイマスクとヘッドバンドを着用することになっていて、この日は子ども達がアイマスクをつけ、二人ひと組になって相手の声をたよりに前に進んだり、床に置かれたマーカーを運ぶゲームなどにチャレンジしました。体験会の最後にはシュート練習を行い、ゴール裏からゴールの位置をプレーヤーに教える「コーラー」というポジションの声に従って、懸命にシュートを放っていました。子どもたちは音だけを頼りにプレーする難しさに戸惑いながらもお互いに声をかけあいながらブラインドサッカーの魅力に触れていました。
このブラインドサッカー体験会は総社市で総合型地域スポーツクラブを運営する「総社スポーツ&ヒューマンねっとわーく」が初めて開催したものです。




