倉敷市など高梁川流域の7市3町による地方中枢拠点都市圏構想が4月から本格実施されるのを前に、高梁川流域のケーブルテレビやコミュニティFMが、放送と通信による情報発信や共有化を図ろうと情報ネットワークを設立しました。
設立総会には、高梁川流域の自治体に事業所を構える倉敷ケーブルテレビや笠岡放送、吉備ケーブルテレビなど6社が出席しました。設立準備事務局を務めた倉敷ケーブルテレビの坂本万明社長が、設立の趣旨を説明しました。情報ネットワークの設立は、高梁川流域のケーブルテレビ6局とコミュニティFM2局が地域情報の受信・発信の担い手となり、地方中枢拠点都市圏構想を側面から支援し推進しようというものです。主な事業計画案としては、高梁川流域内で共通スペックによるフリーWiFiなどの環境を提供することや地域行事などを記録し、クラウド化を構築していくことなどが盛り込まれています。今後は、2月に役員の選出などを行い、地方中枢拠点都市圏構想の参画へ向け、具体的な取り組みを進めていくことになります。




