倉敷市藤戸町の真言宗のお寺・藤戸寺で、毎月21日の弘法大師の縁日が開かれました。
源平合戦の戦没者を供養した寺として知られる真言宗のお寺 藤戸寺では、毎月21日に弘法大師の縁日が開かれます。藤戸の「お大師さま」として信仰を集めるのは、今から180年前に倉敷市児島柳田町の吉塔寺住職円明(えんみょう)法印が児島88カ所霊場を開いたことに始まります。以来、法大師が入定(にゅうじょう)した3月21日にちなみ、毎月21日をお大師さまの縁日としています。なお、藤戸寺では、これまで旧暦で行っていましたが、今年から新暦の21日に改めています。今年最初の縁日、初大師では、午前9時半から北村増榮住職を導師に法要が営まれたほか、多くの参拝者が訪れ家内安全、身体堅固などを祈っていました。また、藤戸のお大師さまの縁日では、植木や乾物などの露店が並んだほか、初大師ということで参拝者へ紅白のお餅や福豆などの接待が行われにぎわいました。




