海の緊急用通報電話番号「118番」を広く市民に知ってもらおうと、水島海上保安部が街頭啓発活動をJR倉敷駅で行いました。
活動には、水島海上保安部の職員6人と倉敷市立第五福田小学校2年山本将士君と第五福田幼稚園の山本将大君兄弟も参加して行われました。「118番」は、海上における事故や事件などの緊急通報電話番号として、2000年5月から運用が始まりました。運用開始から、10年以上が経過した現在でも、マリンレジャーや漁業関係者への認知度は高いものの、一般市民にはあまり知られていないため水島海上保安部では、1月18日の「118番の日」を前に街頭でのPR活動を毎年行っています。山本君兄弟や職員たちは、「海の事件・事故は118番」と書かれたティッシュやステッカーなどを「よろしくお願いします」と声をかけながら通行人へと手渡していきました。水島海上保安部によると、第6管区内の去年の通報件数は、約2万6000件で、そのうち、間違い電話などを除いた有効件数は、約850件で全通報の約3パーセントと低くなっています。このことから水島海上保安部では、番号をよく知ってもらい事件事故への迅速な対応のためにも、正確で確実な通報を呼び掛けています。




