岡山県立倉敷琴浦高等支援学校の生徒が、学校で育てた綿を使ってデニムの雛人形づくりに取り組んでいます。
雛人形づくりに挑戦するのは、県立倉敷琴浦高等支援学校でミシンやアイロンなどの技術を学んでいる家政コースの1年生8人です。地域貢献を果たし、ものづくりの面白さを経験しようと、児島ジーンズストリート推進協議会が主催する「DENIM Oh!雛 コンテスト」に初めて応募します。雛人形に使う綿は学校で種から育てたもので、作業の初日は、児島産業振興センターの職員から指導を受けながら、綿繰りに取り掛かりました。綿を手で丁寧にほぐした後、綿繰り機を手で回して、綿と種を取り分けました。そして、綿弓と呼ばれる道具を使い、振動で綿の繊維をほぐして、ふくらませます。均一にほぐすのがポイントで、生徒たちは真剣に取り組んでいました。今後は週2回のペースで雛人形づくりに取り組み、2月上旬の完成を目指します。なお、「DENIM Oh!雛 コンテスト」の作品は、2月21日から児島市民交流センターで展示されます。




