倉敷市では、新春恒例の消防出初式が行われ、消防職員や団員が今年一年の防火・防災への決意を新たにしました。
消防出初式には、消防職員や倉敷市内42の消防団員など1602人が出席しました。倉敷市消防局の秋葉佳樹局長は「市民の安全安心を確保するため消防体制は盤石でなくてはならない。地域社会に密着した消防の使命を果たすため、一丸となって48万市民の負託にこたえたい」と決意を新たにしました。また、倉敷市の伊東香織市長は「いつどこで災害が起こるかわからない時代です。市民の大きな期待を背に活動をしてほしい」と訓示しました。倉敷市消防局管内では、去年1年間に94件の火災が発生し、救急件数は、2万734件といずれも去年から減少傾向にあります。出席した消防職員と消防団員らは、互いの連携を強化し地域防災力を高められるよう新たな誓いを立てていました。なお、式では、消防行政に功労のあった人たちなど412人に表彰状が贈られました。受賞者を代表して倉敷市消防団倉敷方面隊帯江分団 亀山基分団長が「この受賞を機に、皆さんの期待にそえるよう努力していきたい」と謝辞を述べました。




