岡山総社間を走るJR吉備線をLRT=低床路面電車化しようと協議を行っている検討会が2回目の会議を行いました。
岡山市と総社市、JRなどからおよそ50人の委員や事務局などが出席しました。1回目の会議で示された基本計画素案のたたき台は吉備線沿線の現状と課題など前半部分で、今回の会議では後半部分が提示され、意見を交わしました。示されたのは、LRT化の基本方針についての第5章から実現に向けた今後のスケジュールや取り組みについての第9章まで、これで全体のたたき台がそろったことになります。出席者からは、岡山県の費用負担分はどうなるのかといった問いかけや地域住民のためだけでなく、観光客のことも考えた車両にできないか、など様々な意見が出されました。
【インタビュー】岡山大学 阿部宏史 副学長
吉備線LRT化基本計画検討会議では、来年度の早い段階で3回目の会議を開く予定です。




