倉市内のアマチュア陶芸家などでつくる倉敷陶芸会の10回目の作品展が倉敷市立美術館で開かれています。
平成17年6月に発足した倉敷陶芸会は、倉敷市内や近郊で趣味のやきものを楽しんいる陶芸愛好家グループです。現在は、50代から80代の会員38人を数え、中には、県展の入賞者などの実力者もいます。年に一度の作品展や研修旅行などで会員同士の親睦と研鑽を図っています。10回目となる作品展には、35人による楽焼、野焼き、備前焼など多種多彩な作品210点が展示されています。作品は、釉薬を用いた茶わんや、藍色の顔料の呉須で絵付けした皿、野焼きの花入れやオブジェなどさまざまです。また、作り手の創造性を活かした小さな陶芸作品コーナーでは、スノーマンのクリスマスツリーや干支の置物などが目を引いていました。作り手の自由な発想と表現に富んだ第10回倉敷陶芸会展は、21日(日)まで倉敷市立美術館で開かれます。【インタビュー】倉敷陶芸会・杉本成文会長




