KCTコミちゃん（倉敷ケーブルテレビ）

「記念日の聖地」倉敷市の体験型観光のための新たなサービスやデザインを提案する「倉敷観光エクスペリエンス・プロジェクト」で、学生によるプレゼンテーションが行われました。

「倉敷観光エクスペリエンス・プロジェクト」は、２０１３年９月に倉敷市が「記念日の聖地」に選定されたことを活かして産官学連携で取り組んでいる事業です。今回のプレゼンテーションでは、「記念日をすごすまち　倉敷」推進協議会と倉敷市観光課に対して県立大学大学院のデザイン学研究科１年の学生３人が発表しました。エクスペリエンスとは、倉敷観光に関するサービスや製品を通して観光客が得ることができるこれまでにない嬉しい体験を意味します。プレゼンテーションでは、誕生日や結婚記念日、卒業記念などに倉敷市の花「藤」を植樹するふじ植樹プロジェクトを立ち上げる、「記念日の聖地」を訪れた記念となる水引をモチーフにしたピン止めやブレスレットなどを創作する、倉敷のおみやげを入れるパッケージのデザイン、「記念日事業」の参加者が利用できる紙袋のデザインの４件が提案されました。県立大学大学院生によるプレゼンテーションを受けた倉敷市観光課や「記念日をすごすまち　倉敷」推進協議会では、今後の事業の参考にしたいということです。
【インタビュー】倉敷芸科大・柳田宏治教授