師走の迎春準備、倉敷市本町の阿智神社では、新しいしめ縄をかけかえる注連縄奉張祭が営まれました。
阿智神社の拝殿前で行われたしめ縄奉張祭には、氏子総代、氏子青年会敬神婦人会など関係者約30人が出席しました。新井(あらい)俊亮(しゅんすけ)宮司により新しいしめ縄が清められると古いしめ縄を取りはずし、架け替える作業が行われました。拝殿前に取り付ける大しめ縄は、1本が長さ約5メートル直径30センチ、重さ50キロのものを3本より合わせたものです。神社の御神田で栽培した稲わらを使って11月15日から半月かけて製作しました。架け替え作業では、3本のしめ縄を1本の大しめ縄により合わせ鈴と呼ばれる飾りを付けてから拝殿に取り付けていきました。また、神社のしめ縄を取り換えるにあたり、敬神婦人会によるスス祓いも行われ、軒下のほこりやゴミを取り除いていきました。大しめ縄の架け替えは、約1時間かけて行われ青々とした大しめ縄が参拝者を出迎えました。阿智神社では、大晦日から元旦にかけて歳旦祭が営まれます。
【インタビュー】阿智神社・新井俊亮 宮司




