総社市民ギャラリーでは、44回目を迎えた絵画グループ「カルトン」の作品展が開かれています。
カルトンのメンバーは、関(せき)靖文(きよふみ)さん、布下(ぬのした)満(みつる)さん守安(もりやす)功(こう)次(じ)さん、大平(おおひら)和朗(かずろう)さん、片山(かたやま)之男(ゆきお)さんの5人でいずれも岡山大学教育学部特設美術科の卒業生です。年齢は、50代から80代で、1970年から始まった作品展も今年で44回目となりました。カルトンとはフランス語で画板(がばん)」のことです。絵を描く時の台である「画板」を相撲をとる土俵にたとえ、ひたむきに絵の稽古と向き合った画学生時代の姿勢を忘れないようにと名づけられました。会場には、豪渓や昭和地区の風景、商家の家並み、季節の移ろいなど5人それぞれのテーマで表現した45点展示されました。画材も油絵の具やアクリル、パステル、水彩と多彩で個性に富んでいます。第44回カルトン展は、12月14日(日)まで総社市民ギャラリーで開かれています。




