倉敷市は、先月引退を表明したフィギュアスケート男子の高橋大輔さんに、スポーツ特別功労章を贈ることを発表しました。
12月議会を前にした定例記者会見で、伊東香織倉敷市長が発表しました。市スポーツ特別功労章は、長年にわたりスポーツ分野で市民に大きな夢と感動を与えるなど、多大な功績があったと認められる個人・団体に贈られるものです。高橋大輔さんは、オリンピックに3度出場し、バンクーバーオリンピックでは、日本人初の銅メダル獲得など快挙を成し遂げました。スポーツ特別功労章の授与は、今シーズンで監督を勇退したプロ野球・東北楽天の星野仙一シニアアドバイザーに続き、2人目です。表彰式は12月6日、高橋さんがフィギアスケートを始めたヘルスピア倉敷アイスアリーナで行われます。会見では合わせて、12月補正予算案の概要が発表されました。一般会計の補正額は、1億4187万円で、補正後の総額は1791億5016万円となり、前の年の同じ時期に比べて4・1%増加しています。歳出の主なものでは、来年度に2歳児保育を1つの保育園で、3歳児保育を9つの幼稚園で11クラス設置するのにあわせ、施設改修などを行う経費を総額1388万円計上しています。また、エボラ出血熱など想定外の感染症発生に備えるため、防護服200着を増備するなどの予算285万円を盛り込んでいます。補正予算案は、12月3日開会の定例市議会に提案されます。




