女流将棋の公式タイトル戦「第22期大山名人杯倉敷藤花戦」の第二局が、倉敷市芸文館で行われ、挑戦者の山田久美女流四段が甲斐智美倉敷藤花に勝利し、一勝一敗のタイに持ち込みました。
第一局を白星で飾った甲斐智美倉敷藤花と史上最年長で初めて倉敷藤花のタイトルに挑戦する山田久美女流四段との対局は、挑戦者の山田女流四段の先手で始まりました。序盤は、山田女流四段が飛車先を伸ばしたのに対して、後手の甲斐倉敷藤花は、右四間飛車に構えました。その後は、甲斐倉敷藤花が積極的に仕掛けると、山田女流四段がこれを受けこたえ、中盤にかけて攻め合いとなりました。しかし結局、山田女流四段が93手で甲斐倉敷藤花を下し、一勝一敗のタイに持ち込みました。決着をつける第三局は23日午前10時から倉敷市芸文館を会場に非公開で行われます。




