雪舟ゆかりの寺 総社市の井山宝福寺で秋の方丈特別公開が行われ、所蔵の書や掛け軸などが展示されています。
会場では、宝福寺所蔵の貴重な書や掛け軸など15点が展示されています。今回、初めて展示される東福寺の画僧 明兆が雪舟の自画像を見て描いた作品や雪舟の作品と伝えられる達磨大師像などを含む5点が展示されています。また、江戸中期の宝福寺の住職 明室清徳が宝福寺周辺の美しい景色を書いた「井山十境」の書や天龍道人が黒葡萄を描いた六曲一双の屏風、雪舟が明へ渡った際のゆかりの寺の住職の書など、貴重な品々を目にすることができます。この他、会場では、雪舟の作品を飾った茶席が設けられ、訪れた人がゆったりとした気分で楽しんでいました。宝福寺の秋の特別方丈公開は、24日(月)まで開催されています。




