総社市議会は議会活動などについて広く理解してもらおうと議会フォーラムを初めて開催しました。
議会フォーラムに集まったのは総社市民のほか近隣市町村の議員など250人です。2部制で行われたフォーラムのうち第1部では地方議会が専門の山梨学院大学の江藤俊昭教授が「住民自治の根幹としての議会を作動させる」をテーマに講演しました。江藤さんは「地方分権が進み議会が担う役割が増えている。市長のリーダーシップだけで市が抱える問題を解決した場合、市長が交代したときに問題が再燃する可能性がある。議会はチェック機関として力関係が同じでなければならない」と説明しました。また、全国的に注目を集めている政務調査費については使った額に注目するより住民のためにどう使ったのかを見ていかなければならないとしました。講演のあと現職市議会議員4人がパネラリストとして定数や議員報酬について意見を述べました。議会運営について直接聞ける場ということで多くの市民が真剣に耳を傾けていました。




