総社市は国民健康保険に加入する世帯で1年間保険診療を利用しなかったら1万円をキャッシュバックするという事業を全国に先駆けてスタートさせています。
今回第一号となる支給対象者へ1万円が手渡されました。
初めての支給となるこの日およそ20人の支給対象者が訪れ片岡聡一総社市長から現金1万円が手渡されました。
キャッシュバックを受け取ることができるのは総社市の国民健康保険に加入し1年間保険診療を受けなかった世帯です。
40歳以上の被保険者いる世帯は特定健康検査を受けることが条件となっています。
去年の4月からの1年間で条件を充たしていたのは70世帯で、今回支給を受けます。
この事業は健康への関心を高め健診を受ける動機づけにし、同時に医療費の高額化を防ごうと全国で初めて行っています。
昨年度は医療費の膨張に歯止めがかかりこれまで赤字続きだった総社市国保会計の単年度収支が黒字に転換し、また健診の受診率も4ポイント増えていて、一定の効果が出てきています。
キャッシュバックの対象世帯にはすでに通知が送られていて、12月1日から26日まで市役所で受け取ることがでいます。




