「倉敷八十八ケ所霊場会」による秋の霊場巡りが行われました。
倉敷市阿知の真言宗の寺「観龍寺」を発着点に行われる倉敷八十八ヶ所巡りは、鶴形山から向山におよぶ約8キロの遍路道を歩く巡礼です。倉敷八十八ケ所霊場は、江戸時代末期に四国霊場に倣って整備されたミニ霊場です。毎年、春と秋に巡礼が行われていて今回は、倉敷市内外から約80人が参加しました。巡礼者たちは、白衣に輪袈裟をかけた遍路姿の先達を道案内に霊場を一つひとつ訪ねていました。また、巡礼恒例のお接待を受けたり、山あり町ありと変化に富んだ遍路道を歩きながら秋の風情を感じとったりと参加者は、秋の倉敷八十八ヶ所巡りを満喫していました。倉敷八十八ヶ所霊場巡り、次回は来年の3月に行われる予定です。




