2006年から文部科学省のスーパー サイエンス ハイスクールの指定を受けている清心女子高校で、今年度の研究成果発表会が開かれました。
倉敷市二子の清心女子高校では、スーパー サイエンス ハイスクールとして、女性の科学技術分野での活躍を支援する女子校の教育モデルの構築などを研究開発課題に掲げ、生物科学実習や自然探究などに取り組んでいます。研究成果発表会では、生命科学コース、文理コースの1,2年生による福山大学での実習やボルネオ島での研修報告、3年生の課題研究発表が行われました。生命科学コース3年の佐々木さくらさん、芝吹真美さんなどによる研究発表「デンジソウはいつ眠る?就眠運動の詳細解析」では、水生シダ植物の「デンジソウ」が葉を閉じたり、開いたりする「就眠運動」に着目し、就眠運動を自動的に記録する装置を開発して、葉の気孔からの蒸散と深く関連していることをまとめました。なお、この研究は、今年の日本学生科学賞コンクールで科学技術振興機構理事長賞」を受賞しています。




