国際的に活躍する人材の育成や国際交流を進める取り組みの一つとして岡山県立大学に国際交流センターが整備され、開所式が行われました。
整備された国際交流センターは岡山県立大学同窓会が講堂の西側に建設した同窓会館を譲り受けて整備されました。開所式には大学関係者をはじめ、総社市の片岡聡一市長などおよそ60人が出席しました。辻英明学長は「国際交流の中核施設として企画・運営していきたい」と挨拶しました。建物を寄贈した岡山県立大学同窓会の根馬和子会長へ辻学長から感謝状が贈られると根馬会長は「学生の人たちにしっかり使ってほしい」と話しました。木造鋼板ぶき2階建ての建物は県立大学デザイン学部の岩本弘光教授が鼓をイメージしてデザイン・設計したもので壁と梁だけで強度を保つ構造です。今年のグッドデザイン賞をはじめJIA中国建築大賞優秀賞などを受賞した建築物でもあります。県立大学では平日の昼正午から午後5時までを英語村として英語の専任教員などと会話やゲームを楽しんでもらうほか、オーストラリアのアデレイド大学などとインターネット電話で交流することにしています。




