倉敷市ゆかりの陶芸作家によるグループ展第29回「倉敷陶友会展」が倉敷市立美術館で開かれています。
酒津兜山窯の岡本孝明(こうめい)さんを会長とする倉敷陶友会は、倉敷市に在住もしくは、活動の拠点をもつ陶芸家の会です。1985年から会員同士の親睦と交流、技術の向上を目的に年に一度、作品展を開いています。29回目の今年も窯を開いて145年を迎える酒津焼をはじめ、羽島焼、天神窯、鷲羽窯など20人の作家による近作約100点が出品されています。作品は茶碗や皿など用の美に富んだ民芸調のものやデザインや技巧を追求した伝統工芸、斬新なアイディアを取り入れた前衛などさまざまです。また、釉薬を用いた陶器をはじめ、磁器や窯変の備前焼といったそれぞれの窯から生れる土と炎の芸術を楽しむことができます。第29回倉敷陶友会展は10月5日(日)まで、倉敷市立美術館で開かれています。
【インタビュー】倉敷陶友会・岡本孝明会長




