高梁川流域7市3町にある町家・古民家の再活用について検討しようと、倉敷市と岡山県建築士会が、建物の調査に関する契約を結びました。
調印式には、伊東香織倉敷市長と、岡山県建築士会の藤井義和会長が出席し、契約書に調印しました。この取り組みは、倉敷市が今年6月、総務省から選定された「地方中枢拠点都市制度」のモデル事業の第一弾で、高梁川流域7市3町にある町家・古民家を再生して地域活性化を図ろうとするものです。江戸末期から昭和30年代の間に建てられたものが対象で、倉敷市内は美観地区を除く30か所程度、その他の市と町はおよそ5カ所ずつ、合計80カ所程度を選びます。県建築士会は、伝統的建造物の知識を持った建築士を中心にチームを組み、建物の伝統様式や保存状態などを調査。来年2月中旬をめどに報告書にまとめます。調査結果は、流域の7市3町で共有し、再生手法や活用法について検討していくということです。




