大規模な地震と津波を想定した倉敷市の総合防災訓練が、中山公園陸上競技場で行われました。
今年の総合防災訓練には、消防、警察など各種団体と、児島地区の住民合わせて600人が参加しました。救助訓練では、児島消防署の特別救助隊と川崎医科大学医療チームが連携して、倒壊した建物から人を救出する作業にあたりました。岡山県警機動隊と陸上自衛隊第13特科隊も、特殊な器具を使って、迅速に救助活動を行いました。また、岡山県の消防防災ヘリ「きび」も駆けつけ、被災者を上空から救出する訓練にあたりました。このほか、児島中学校の生徒や地域住民も、緊急物資の運搬やバケツリレーに参加し、災害時の共助の大切さを再確認していました。なお、中山公園以外でも、89団体5500人が地区ごとに防災訓練を実施したほか、倉敷ケーブルテレビも訓練に参加。午前9時14分から通常番組を中断して、訓練放送を行いました。倉敷市総合防災訓練のもようは、10月8日と10日の2回に分けて、KCTワイドでお伝えする予定です。




