岡山県和太鼓連盟が結成から20周年を迎え、今月13日と14日に記念となる演奏会「晴れの国和太鼓まつり」を開催します。開催を控え、最後の合同練習が行われました。
総社市民会館に集まったのは岡山県内の和太鼓グループ20団体のおよそ80人です。普段は、各団体が地元を中心に地域を盛り上げるために活動しています。岡山県和太鼓連盟はこうした県内の和太鼓の活動を県内外に広めて岡山県全体を元気にしようと平成5年に結成されました。現在、連盟には25団体が所属していて20周年の節目の演奏会にはこのうち20団体から80人ほどが一緒に太鼓をたたきます。多くの団体が集まっての練習は8月31日が最後。あとは、当日のみとなるので太鼓や打ち手の配置、入退場の所作など細かいところまで調整します。合同で演奏するのは2曲で「飛天」と「疾走」です。「飛天」は厳粛な感じの曲で竹ばちを使います。普通のばちとは太さや長さが違って少し合わせにくさもあるようです。一方の「疾走」は感動や喜び、仲間をイメージした曲です。
何とか、調整を終えあとは当日にむけ各団体で練習となります。9月13日、14日に総社市民会館で行われる岡山県和太鼓連盟20周年記念晴れの国和太鼓まつりでは連盟に加盟する団体の演奏合同での演奏に加え、和太鼓制作の実演や太鼓のワークショップなども予定されています。両日ともに入場は無料です。




