倉敷中央高校は福祉専門職を目指す生徒の質の向上を図る行事、「福祉科の日」を開きました。
倉敷中央高校福祉科の日は人間性豊かで知識や技術に優れた介護福祉士を養成しようと平成18年から毎年開催しています。会場には福祉科と看護科に加え、倉敷中央高校が実習で協力をお願いしている介護施設の職員など、あわせておよそ200人が集まりました。会では、福祉体験作文と介護技術の発表などが行われ、福祉体験作文の発表では福祉科3年の仁科愛美さんと宇野綾花さんが介護福祉士を目指すきっかけや理想とする介護福祉士像について語りました。このうち、宇野さんは手話を交えて身近な認知症患者への思いを伝え、生徒たちは、目と耳で真剣に話を聞いていました。また、介護技術発表では全国大会に出場する3人が授業などで身に着けた介護技術に加え、要介護者とのコミュニケーション方法などを発表しました。倉敷中央高校ではこれまで多くの介護福祉士を社会に送り出していて、開催した行事「福祉科の日」を通し、生徒たちは将来の夢である介護福祉士への決意を新たにしていました。




