倉敷市立万寿小学校で41年前に埋めたタイムカプセルの掘り起こしが行われ、当時小学5年生だった人たちが集まって、保存状態を確認しました。
タイムカプセルは、1973年に万寿小学校の創立100周年を記念して、100年後の2073年に開封する計画で埋められたものです。集まったおよそ50人が見守る中タイムカプセルを開けてみると、中からは41年前の作文や教科書など懐かしい品々がとても良い保存状態で出てきました。集まった人たちは懐かしそうに写真を撮りながら語り合っていました。
掘り起こされたのは昭和50年卒業生・同窓会実行員会が1年ほど前に同窓会の計画を立てたのをきっかけにタイムカプセルの話題がのぼり中身の劣化や損傷がないか確認するためです。また、タイムカプセルの存在を現在の教職員が知らなかったため、今後の保管や周知について協力してもらう意味もあります。現在のPTA会長で当時小学5年生でもあった浅庫孝一さんから万寿小学校の髙木康宏副校長へ今後の保管などの要望書が手渡されました。
同窓会実行委員会では、南門そばにある講堂の屋根の中へ保管してもらう考えです。




