倉敷市が、今後7年間の経済振興策などをまとめた商工業活性化ビジョンを初めて策定しました。
倉敷市商工業活性化ビジョンは、市長定例会見で発表されました。それによると、倉敷市が抱える商工業の課題をもとに、活性化のための基本理念を策定。その下に、「商店街の活性化」「中小企業支援」「水島港・コンビナートの競争力強化」「企業立地の推進」「地域資源の活性化」という5つの戦略を設けました。9月補正予算では、起業家支援、地域資源の活用などで4つの事業について予算化していて、今後も戦略方針に基づいて事業を展開する考えです。伊東香織市長は「地域の仕事を増やすという観点で進めていく」と方針を説明。さらに、課題の一つとして事業承継について触れ「商工会議所などと連携して取り組んでいきたい」と語りました。商工業活性化ビジョンは、有識者の意見や市民からの意見を聞きながら策定したもので、倉敷市としては初の試みです。




