倉敷市は平成26年9月補正予算案を発表しました。
一般会計の補正額は57億2472万円で、補正後の総額は、前の年に比べて4・1%増え、1788億6058万円となりました。歳出では、7月に発生した女子児童の連れ去り事件を受け、防犯カメラの設置費用を84台分、総額1795万円予算化しました。中庄小学校などの通学路や、倉敷駅周辺の自転車駐車場に市が設置するほか、希望する町内会や商店街を対象に設置費用を補助します。また、高梁川流域自治体連携推進事業が国の「広域連携モデル構築事業」で採択を受けたことから、関連する7つの事業について合計1569万円を計上しています。このほか、観光客対策として9月27日から12月7日までの土・日・祝日に、市役所と芸文館の間で無料のシャトルバスを試験運行することになり、その経費346万円を盛り込んでいます。財政調整基金は、平成25年度の決算剰余金から27億円を積み立てるため、年度末の残高は99億2500万円になる見通しです。補正予算案は、9月3日(水)開会の定例市議会に提案されます。




