総社市に住む男性が、今年も秋の訪れを感じさせる鈴虫を総社市へ贈りました。
総社市へ鈴虫を贈ったのは総社市泉に住む岡崎藤雄さんです。岡崎さんはおよそ20年前に鈴虫の飼育を始めました。当初は、育てた鈴虫を畑や庭に放して楽しむ程度でしたが5年前からはもっと多くの人に鈴虫の音を聞いてもらおうと市役所に寄贈するようになりました。今年は1500匹の鈴虫と20匹の松虫を飼育箱に入れて市役所へ持ち寄りました。5月末に孵化しはじめ、脱皮を4度ほど繰り返し2センチほどに成長しています。寄贈された鈴虫は総社市内の幼稚園と保育園に贈られるほか、総社市役所ロビーにも飼育箱が設置されます。綺麗な鈴虫の音は9月から10月上旬まで楽しめます。岡崎さんは総社市内のリハビリ施設やケアハウスなどにも3年ほど前から鈴虫を贈っていて、3日に1度は飼育箱への水やりやエサ交換などで施設を訪れています。施設利用者は毎年おなじみとなった鈴虫の音に耳を傾け季節の移ろいを楽しんでいるということです。




