食に興味関心を持ち、正しい食生活を習慣づけてもらおうと倉敷市では、９日（土）、「第３回こどものための食育フェア」を開催しました。
小中学生と保護者を対象に開かれた「こどものための食育フェア」は、若年層の食に対する関心の低さが課題となる中、正しい食生活が徐々に確立されていく幼児期から食への興味関心を持ってもらおうと倉敷市が主催している親子の食育体験イベントです。会場には、食育に関するカルタをはじめ、倉敷市の特産品や野菜や果物の旬を当てるクイズ、煮干しのハラワタを取り除いたり、カツオ節を削ったり、ゴマをすったりと昔ながらの台所仕事に挑戦する体験コーナーが設けられました。また、調理室では、「さばいて食べよう瀬戸内の魚」と銘打ち、岡山漁連の協力で下津井の生きたタコを包丁でさばく様子を見学し、タコのから揚げとたこ飯を試食しました。さらに、健康くらしき２１のマスコットキャラクター「健康くらちゃん」やくらしき朝市の「くらモニちゃん」、桃太郎トマトの「赤丸ぴん太郎」、ピオーネの「ピオーニャ」の４体のゆるキャラが集結してジャンケン大会も行われました。こどもための食育フェアに参加した親子連れは、楽しく体験しながら食への関心を深めていました。
