災害時に救援活動などで貢献できる高校生を育成する「地域防災ボランティアリーダー」の養成研修会が、倉敷中央高校で開かれました。
研修会に参加したのは、倉敷市内外23高校の125人です。最初に、東日本大震災の復興支援に携わったAMDA(アムダ)高校生会のメンバーから体験談を聞きました。続いて、三つのグループに分かれて実技講習が行われました。救助活動の分野では、シチュエーションに応じた負傷者の搬送、応急処置の方法を学びました。消防士からは、大雨災害で河川の氾濫や浸水などから守るための土嚢積みなどを教えてもらいました。また、自衛隊が使用する救助器材に触れ、災害時の活動について理解を深めたほか、いざという時の救助に役立つロープの縛り方も指導を受けました。この研修会は、東日本大震災を契機に毎年開催されていて、今年は県内3つの会場で450人が受講するということです。




