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下水道を学ぶ 水リサイクル親子探検隊

下水道の仕組みや役割を楽しく学ぶイベント「水リサイクル親子探検隊」が、倉敷市の水島下水処理場で開かれました。

毎年夏休みに倉敷市下水道部が主催して開かれている「水リサイクル親子探検隊」。今年は、小学生以下の児童と保護者あわせて37人が参加しました。子どもたちに馴染みのない下水道。最初は、下水道が普及するまでの歴史と、どのような仕組みで収集・浄化されているのか、スライドを使って学びます。倉敷市の下水道普及率(平成24年度末)は74・3%で、全国平均より2ポイント下回っていますが、県内では岡山市や総社市に比べても整備が進んでいる状況です。しかし、使う側にとって、料金面での不満は大きいようです。水島地区だけで1日に最大6万1500㎥を処理する水島下水処理場。続いて参加者は、どのように水が浄化されているのか実際に見て回りました。大きなごみや砂を取り除く沈砂池を通った下水は、反応タンクに入ります。ここでは、微生物によって汚れを塊にしていきます。そして、最終沈澱池を経て、きれいな水となって、川に帰ります。子どもたちだけでなく、保護者も浄化の仕組みに興味を示しました。このほか、下水の汚れを落とす役目を担っている微生物を顕微鏡で観察。400倍のレンズで除くとアスピディスカやワムシなどの微生物が一目瞭然です。また、コーラや牛乳などを混ぜた水の汚れ具合を調べるパックテスト実験も行われ、どのような液体が汚れが強いのかを確かめました。体感しながら下水道の大切さを学ぶイベント。子どもにとっても、大人にとっても、大きな意義があったようです。

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  • 放送日:2014/08/05(火)
  • 担当者:六路木 謙治
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