今年も夏休みを利用して中学生が井原線の橋脚に絵を描く壁画制作が始まり、倉敷真備ライオンズクラブから真備中と真備東中の美術部員へ絵の具などの製作費が贈られました。
井原線橋脚に絵を描く「始まりの会」では、まず、真備(まきび)中学校北側の井原線橋脚の前で贈呈式が行われました。倉敷真備ライオンズクラブの高槻富男会長から「思い出に残る作品を制作してください」と激励の言葉が贈られると絵具と足場代の目録が美術部顧問へ手渡されました。これを受け20人の美術部員を代表して部長で3年生の玄場由梨さんが「がんばって、思い出に残る絵を描きたいと思います」とお礼の言葉を述べました。一方、井原線川辺宿駅東側200メートルの橋脚に壁画を描く真備(まきび)東中学校美術部にも、高槻会長から激励の言葉と製作費の目録が贈られました。33人の美術部員を代表して部長で3年生の瀬口美里さんが「今年は、井原線の列車を中心に川辺宿駅から南側の風景を描こうと思います。立ち止まって見てもらえるような作品にしたいです」とお礼の言葉を述べました。井原線橋脚の壁画制作は、倉敷真備ライオンズクラブが青少年の心豊かな成長を願って2008年から続けているもので、絵具と足場代の一部を提供しています。なお、真備中美術部員は、金田一耕助を中心に地元の特産品をテーマにたて2メートル40センチよこ1メートル60センチの壁画を8月8日までに制作することにしています。




