倉敷市児島の旧通生(かよう)幼稚園を会場に防災講演会と炊き出し訓練が行われました。
倉敷市災害ボランティアコーディネーター連絡会主催の防災講演会と炊き出し訓練が児島の通生地区で開かれ、通生自主防災会の会員約60人が参加しました。防災講演会では、倉敷市防災危機管理室の小西宏長さんが災害時に市町村長が発令する避難に関する情報や南海トラフ地震について説明しました。倉敷市の最大震度6強、最大3・2メートルの津波が想定される南海トラフ地震の被害の軽減策は、各家庭での備えや自主防災組織づくりなど地域での防災力を高めることが必要だと強調しました。「猫袋」の愛称をもつ非常用炊出袋を使った炊き出し訓練では、熱に強く破れにくいポリエチレン製の袋に米と水を入れ、大きな鍋で茹でてご飯を炊き上げました。炊き上がったご飯は、カレーのルーをかけて試食し、非常時の食事の作り方を体験しました。




