医療現場でのイラストレーションの重要性を学ぶ講演会が川崎医療福祉大学で開かれました。
講演会には川崎医療福祉大学の学生や一般の人などおよそ250人が参加しました。はじめに川崎医療福祉大学医療福祉デザイン学科の徳山容 前学科長が医療福祉とデザインの関係性を話し、最近、治療方法の説明などでイラストを使うことが注目されていることを話しました。その後、先進的に医療現場でイラストの導入をしている福岡県の小倉第一病院の中村秀敏医院長とイラストレーターの松井真理子さんが病院での取り組みについて話しました。診療計画にイラストを入れることで本人をはじめ、家族に分かりやすく伝えられ安心感を与えられるほか、イラストに犬などの癒しのキャラクターを入れたりインパクトのある鮮やかなカラーを使うと効果的であることなどを説明しました。この講演は川崎医療福祉大学が現在、注目を集めている医療福祉デザインについて広く一般の人に知ってもらおうと開いているもので去年に引き続き2回目です。




