JR倉敷駅前で薬物乱用の防止を呼びかけるヤング街頭キャンペーンが行われました。
街頭活動には倉敷地区の覚醒剤等薬物乱用防止指導員や倉敷翠松高校の生徒など55人が参加しました。
倉敷駅を利用する通勤・通学客へ薬物の乱用の防止を呼び掛ける啓発資材を配っていきました。
この啓発活動は6月20日から始まる薬物乱用防止の普及運動の一環として毎年行われています。
岡山県内での覚せい剤に関する摘発件数は去年1年間で83件と前年より51件減少しています。
しかし大麻での摘発は45件と前年より14件増加しています。
大麻は20代の若者を中心に乱用が増えていて摘発されたうちでは30歳代以下がおよそ95%を占めています。
また大麻に加え、社会問題化している脱法ハーブの使用も若者の間で増えていて、去年1年間で18人が意識障害などで救急搬送されています。
【インタビュー】◆覚せい剤等薬物乱用防止指導員倉敷地区協議会 北山佑二会長
会では小中学校や高校で薬物乱用防止の教室などを開くなどして麻薬の危険性を伝えていく考えです。
なお街頭活動はJR総社駅前でも行われました。




