岡山を代表する果物「桃」のシーズン到来を告げる極早生品種の「はなよめ」の出荷が総社もも生産組合で始まりました。
極早生品種の「はなよめ」は、やや赤みを帯びた桃で、小ぶりながらも甘みの強いのが特徴です。総社市門田にある総社もも生産組合長秋山陽太郎さんの桃畑では、「はなよめ」を6アール栽培していて早朝5時から今年最初の収穫が行われました。去年より1日早い収穫となりましたが糖度は、「はなよめ」の平均糖度13度~14度を上回る17.4度を計測しました。7戸の農家でつくる総社もも生産組合では、約9ヘクタールの畑で25品種の桃を生産しています。そのうち、極早生品種の「はなよめ」は、5戸の農家で30アールを栽培しており、6月末までのわずか10日間ほどの出荷となります。総社もも生産組合で収穫された桃は、選果場に集められ色、形、大きさ別に選別され、関東や関西市場へ出荷されました。なお、今年の「はなよめ」の初出荷量は150キロで、県内では、「サンロード吉備路の産直広場」のほかは、ハローズなどスーパーの店頭に並びます。
【インタビュー】総社もも生産組合・秋山陽太郎 組合長




