小学生が仕事体験を通じてお金の流れを学ぶイベント「ワーク★チャレンジ」が玉島市民交流センターで初めて開かれました。
「ワーク★チャレンジ」は、玉島信用金庫が創立100周年記念事業として初めて企画したイベントで、岡山県内の小学4年生から6年生までの350人が参加しました。今回は、企画に賛同した地元企業23社が仕事体験ブースを出展しました。子どもたちは希望の職業を選び、およそ1時間仕事に励みます。まずこちらは、はり・マッサージの店です。腕の簡単なマッサージや疑似針治療に挑戦です。医者の仕事では、患者の状態を確認する問診から、注射の手順を学びました。調理に関する仕事も人気を集めました。玉島銘菓「良寛てまり」作り体験では、生地を丸めて蒸しあげるまでの作業にチャレンジです。こちらは、女の子に人気の化粧の仕事です。ネイルのほか、お母さんにポイントメイクを施します。放送番組の制作体験もあり、エフエムくらしきの生中継に、子どもたちがリポーターとして現場の様子を伝えました。大工の仕事では、小さな家を建てるだけでなく、建築儀礼のひとつである菓子投げも体験。警察の鑑識体験ブースでは、実際にハケを使って指紋を採取する作業に取り組みました。このほか、保育士体験では、子どものあやし方、絵本の読み聞かせ、人形劇体験などをして、子どもたちを喜ばせました。仕事体験が終わると、一人ひとりに給料が渡されます。その給料を使って、他の仕事のサービスを受けたり、お菓子や飲み物を買うことができます。また、預金も可能で、玉島信用金庫の窓口には、堅実な子どもたちが次々と訪れ、お金を預けていました。もちろん、窓口の仕事も子どもたちに任せています。たくさんの職業を体験した子どもたちは、仕事についてどんな印象を持ったのでしょうか。




