総社市の新本地区で伝統の義民祭に向けた踊りの練習が始まりました。
練習は総社市立新本小学校の体育館で行われました。指導にあたったのは新本地区の女性グループ「レディースたんぽぽの会」の7人です。たんぽぽの会では毎年、義民祭の前に地域の幼稚園や小学校で踊りの指導をしています。今年最初の練習では新本小学校の全校児童61人が「やっこ踊り」と「お月見踊り」を習いました。練習は男女に分かれて男子が「やっこ踊り」、女子が「お月見踊り」を踊ります。「やっこ踊り」は身体全体を使ってダイナミックに「お月見踊り」は手を滑らかに動かして可愛らしく踊るといったそれぞれのコツが伝えられました。児童の多くは小学校入学前から義民祭で踊っていて音楽が流れだすと自然に体が動いていました。基本的にはすべての児童が1時間の練習の間に踊りを思い出していましたが足の運びが違って輪が崩れたことについては細かく指導を受けていました。新本小学校では次回6月25日に合同練習を行いますがそれまでの間は上級生が下級生に休憩時間などを利用して指導し7月19日の義民祭当日に向け準備を進めていきます。




