玳玻盞天目を再現し、様々な釉薬の作品を世に送り出した天神窯の創設者 故・岡本欣三さんの生誕100年を記念する作品展が岡山県立美術館で今日から開催されています。
会場には、釉薬の研究や作陶活動に人生を注いだ岡本欣三さんの作品およそ150点が展示されています。岡本さんは、倉敷市下津井に生まれ、日本画家の父・東陽の影響で幼いころから古美術に親しんできました。戦後に倉敷市羽島に天神窯を築き、様々な釉薬の研究と制作に打ち込みました。また、昭和42年には玳玻盞天目の再現に成功したほか、紫欣釉や桃壽光など新たな釉薬を生み出し、独自の世界観を作り出しました。天神窯の創設者 岡本欣三さんの生誕100年を記念した作品展は、岡山県立美術館で7月13日まで開催されています。




