去年、一年間に全国的な公募展や県展で入選した玉野市在住の作家の作品を展示した美術秀作展が玉野市立総合文化センターで行われています。
会場には洋画や水墨画、書道の作品およそ70点が展示されています。
この作品展は玉野市在住の作家が制作した優秀な作品を一堂に集めて市民に楽しんでもらうと毎年開かれています。
洋画で日展に入選した山本佳子さんは自身の小学生の娘を100号のキャンバスに実寸大の大きさで描きました。
シンプルな色合いに仕上げ少女らしい純粋さを表現しています。
書道では岡林師葉さんが「春の雪」をテーマにした作品を展示しました。
描く紙や筆の走らせ方など終わりへ行くほど明るくなっていくよう作品を仕上げています。
また水墨画では王子が岳など地元の風景を描いた作品を多くみられました。
中でも出品者唯一の20代の長原勲さんは瀬戸内海に浮かぶヨットを描きました。
墨の濃淡を使いながら海の生命力を表現しています。
玉野美術秀作展は6月1日まで玉野市立文化センターで開かれています。




