総社市秦地区の地元住民らでつくる秦歴史遺産保存協議会の総会が開かれました。
総会では、秦歴史遺産保存協議会 板野忠司会長が「広く古代史を紐解くことで地元の歴史遺産への関心を高め多くの人に情報を発信していきたい」と挨拶しました。この協議会は、県南最大の前方後方墳 一丁ぐろ古墳など、歴史遺産が数多く残る秦地区の歴史を研究・保存しようと2012年に発足しました。現在、300人を超える会員がおり、散策コースの維持管理や機関誌の発行などの活動をしています。総会では、平成26年度の活動計画などが話し合われ、地元の秦小学校と連携した作文コンクールの実施や一丁ぐろ古墳入口へゲート板を設置することなどが提案され、承認されました。また、総会後には、総社市埋蔵文化財学習の館 平井典子館長や岡山歴史研究会の佐藤光範さんによる講演が行われ、秦地区にまつわる興味深い歴史の話しに会員たちも熱心に聞き入っていました。




