倉敷市の男性が、数珠玉を使ったユニークな造形作品を、郷内公民館で披露しています。
こちらの立体的な絵画風の作品は、すべて数珠玉を使ってデザインされたものです。龍のオブジェも、大小取り混ぜた数珠玉をつなぎ合わせ、迫力ある仕上がりです。これらの作品を手掛けたのは、倉敷市林の宮崎徹さん(65歳)。材料となるイネ科の植物・数珠玉は、近くを流れる郷内川で採ったものです。乾燥した上で一つひとつ穴をあけ、金属線に通します。曲げたり伸ばしたりすることで、思い描くデザインに仕上げていきます。数珠玉の工芸品づくりは5年前から始めたもので、郷内公民館のロビーには、これまでに作り上げた18点を展示しています。般若面の歯の部分に電子部品を使ったり、竜のウロコにはバラのとげを並べたりと、アイデアとユーモアあふれる作品ばかりです。宮崎さんが手掛けた数珠玉の作品展は、25日まで開かれています。




