倉敷市茶屋町早沖地区の干拓から300年に渡る歴史を、住民有志が1冊の本にまとめ、今月末発行することになりました。
倉敷市茶屋町早沖の歴史をまとめた「住吉の郷風土記」は、明治の終わり、地元にある住吉神社の神職によって作られた北部青年団の元メンバーが中心になり、5年がかりで編さんしました。茶屋町早沖地区は、1704年に干拓され、当時は「早島沖新田村」と呼ばれていました。風土記では、タイトルにも付いている地元の総鎮守・住吉神社についても触れています。かつて海だったこの地に難破船が沈んでいたことから神をまつることになり、大阪府堺市の住吉神社から遷宮したという、神社創建のいきさつなどもまとめているそうです。編集作業は佳境を迎えていて、今月末に完成する予定です。A4判160ページで800部を製本し、その一部を地元住民に配布するということです。




