川崎医療福祉大学医療福祉デザイン学科の卒業制作展が、4日から倉敷市立美術館で始まりました。
平成6年に創設された医療福祉デザイン学科は、医療や病院に従事するという「目的」を持った唯一のデザイン学科です。平成25年度からは、ホスピタルデザイン研究会による「認定医療デザイナー」の資格が取得できる学科となっています。今年の卒業制作展では、グラフィック、イラストレーション、プロダクト、建築の4つのコースで学んだ15人が、4年間の集大成を発表しています。臨床解剖や施術内容を理解するために必要とされているメディカル イラストレーションによる手術方法を表現した作品。認知症の進行を遅らせるための記憶を呼び覚ます懐かしい写真集など、ユニバーサルデザインを追求したやさしさをかたちにした立体模型や写真、パネル115点が展示されています。川崎医療福祉大学医療福祉デザイン学科卒業制作展は、9日(日)まで開かれています。
【インタビュー】川崎医福大・医療福祉デザイン学科卒業制作展実行委員長・長宗 伶香さん




