霧が発生しやすくなる春先を前に玉野海上保安部は停泊中の船の乗組員へ事故の防止を呼びかけました。
啓発活動には玉野海上保安部の職員5人があたりました。
荷物の積み下ろしで定期的に田井新港を利用している停泊中の貨物船の船内に入り船の乗組員へ霧が発生した時の注意を呼びかけました。
海上で霧が発生すると視界不良で船同士が衝突したり座礁する恐れがあります。
そのため海上保安部の職員は普段から海の状況を厳重に見張っておこくことや霧が発生した時はレーダーを使って相手や自分の位置を確認するよう伝えていました。
瀬戸内海は4月から8月にかけて霧が発生しやく過去5年間で貨物船やタンカーによる視界不良が原因の事故が44件発生しています。
玉野海上保安部では毎年霧が発生しやすくなる時期を前に瀬戸内海を利用する船の乗組員に啓発活動を行っています。
玉野海上保安部ではこの他にも漁協やフェリー会社などにも霧発生時の注意を呼びかけることにしています。
【インタビュー】◆玉野海上保安部 村井智哉さん




