KCTコミちゃん（倉敷ケーブルテレビ）

井原線の特別列車を貸し切って東日本大震災復興支援チャリティーコンサートが９日（日）に行われました。

コンサートには、県内外からおよそ５０人が参加し、弁当を食べながら、会話に花を咲かせたり、生演奏を聴いて楽しんでいました。
特別列車「夢やすらぎ号」は、総社駅を出発して、井原駅で折り返し、総社駅に戻るルートをたどりました。
列車内を盛り上げたのが、主に岡山県内で活動する６組の音楽グループです。
フォークやＪポップなど自慢の曲を披露しました。
また今回は、全てのグループがチャリティーソングの「花は咲く」を演奏しました。
それぞれ異なったアレンジを加えて個性を見せたほか、参加者たちが一緒なって歌ったり、手拍子をとったりして車両に一体感を生み出していました。
このコンサートは、井原線開業１５周年記念で募集したイベント「井原線。
あなたの夢叶えます！事業」として採択されたものです。コンサートを主催した
東日本大震災復興支援チャリティーコンサート実行委員会は、総社市在住の宇佐美敬三さんが震災直後に立ち上げたもので、２ヶ月に１度チャリティーイベントを行っています。
今年度の実行委員会のテーマは「ねがい」。
参加者それぞれの想いを一つに集めて届けることで、被災地支援の一助になりたいという気持ちが込められています。
チャリティーコンサートの参加料の一部は、「そうじゃ・宮城っ子基金」に寄付されます。