倉敷市羽島の天神窯の3人が、天満屋倉敷店で作品展を開いています。
「天神窯三人展」には、陶芸家の岡本篤さんと息子の和敏さん、篤さんの妹川上節子さんの作品およそ100点が展示されています。
天神窯の作品は、50種類もの釉薬を組み合わせた様々な色合いが特徴です。
2ヶ月に1度のペースで窯焚きをして、年間におよそ1300点の作品が生み出されています。
作品展では、この1年間に3人が制作した中から選りすぐった作品が並びます。
篤さんは、花の模様を彫ることで、釉薬で色づけた紫を際立たせて広がりを見せる作品を作りました。
見る人が雄大さを感じ取れる作品作りを目指しています。
和敏さんの作品は、彫刻による細やかなデザインが特徴です。
素直ですっきりとした作品が多く並んでいます。
節子さんは、ホトトギスや花の模様を彫った柔らかい印象の花瓶のほか、かわいらしい人形をかたどった焼き物を展示しています。
天神窯三人展は16日(木)まで、天満屋倉敷店4階の美術画廊で行われています。




