倉敷市の水島愛あいサロン芝生広場で22日、今年最後の水島朝市が開かれました。
今年最後となる朝市には、飲食、衣類、雑貨などのフリーマーケットおよそ80店が並び、今が旬のカボチャや連島産レンコン、浦田のミカンなどが格安で販売されました。そして、今回の目玉イベント北海道産のタマネギやジャガイモの詰め放題コーナーには人だかりができました。また、クリスマス直前ということでサンタクロースが登場。子どもたちにお菓子をプレゼントしました。水島朝市は、水島地区のまちづくり団体「水島の未来を考える会」を中心に水島地区の活性化と 地産地消の促進を目的に、水島愛あいサロンのオープンに合わせて立ち上げました。毎月2回のペースで開いていて、2年目の今年は、新入学祝いのイベントや夜市とビアガーデンを初開催するなど、さまざまなアイデアで地元住民との交流の場を盛り上げてきました。ただ、来年の開催に向けて不安要素も出ています。芝生広場の一部は、倉敷市が民間企業から借りている土地で、その契約期限が来年末に迫っています。そして今月、議会の一般質問で、市が芝生広場の賃借契約を延長しない方針を表明。水島愛あいサロン西側にある水島文化センター建設予定地に芝生広場を移設すると打ち出し、朝市を主催する 水島の未来を考える会などが来年の朝市も毎月第2・第4日曜日に開催し、 子ども向けイベントや夜市を 継続実施するほか、商店街に出向いての「まちなか朝市」を開催する計画も上がっています。




