倉敷市の大原美術館で、年末恒例の大掃除が行われています。
この日は本館で、美術館のスタッフ70人が作業にあたりました。ピサロの「リンゴ狩り」やセガンティー二の「アルプスの真昼」、モネの「睡蓮」など、2階にある22点の絵画を壁から慎重に外していきます。続いて、化粧用のやわらかいハケを使って、額縁についたほこりを丁寧に取り除きました。そして、絵画の表面は、水由来の洗剤を吹きつけて、汚れをやさしくふき取っていきました。大原美術館では、11月中旬から、休館日を利用して館内の大掃除を行っています。大原美術館では、年内は25日までの開館で、新年は元旦から、本館と工芸・東洋館のみ開館し、2日から通常営業します。




